コロナ禍のなか、大会が軒並み中止になり、編集するのが大変だと思う。それでも、「ランナーズ」は、毎号さまざまな企画で、読者のランニング・ソウルを刺激してくれる。8月号は別冊付録「全日本マラソンランキング」も付いている。
今月の目玉（あくまで僕が考える）は、20ページにわたる、プロ・ランニングコーチ、金哲彦さんの特集。金さんの過去の記事の再掲載、新連載「金哲彦のサブスリー道場」や「ランニング談義」など、金さんづくしの号。
2015年にランニングを始めて以来、金さんの本や、NHKの「ラン×スマ」（休止中）には本当にお世話になった。金さんのわかりやすいメソッドがなければ、ランニングが続いていなかったかも知れない。そんなわけで、金さんを勝手に師匠だと思っている僕には、とってもおもしろい号だった！
ちなみに、金さんの本のなかで、一番のおすすめは、この本。
トレーニングの種類、取り組み方を紹介していて、基本的なランニング用語の解説もある。今自分がやっているは、LSD（ロング・スロー・ディスタンス）なのか、ジョグなのか、レースペース走なのか。用語を知っていると、練習内容を意識して、自分なりのスタイルを確立していくことにつながっていくと思う。
また、初心者（完走が目標）・中級者（サブ4目標）・上級者（サブ3目標）向けにそれぞれ、大会までの100日練習メニューと「チャレンジドキュメント」と称したフィクションのお話がついていて、飽きずに読める。
電子書籍で購入し、通勤時に繰り返し読んでる本。
