持久力アップの法則
12月号のメーン特集は、「涼しい秋に、スタミナ強化!! 持久力アップの法則」。内容は、以下の項目から構成されている。
・継続してできる「時間走」のススメ
・[実践編]読者&編集部が90分~2時間走に挑戦!
・体と心のスタミナがつく! 週末セット練習の組み方
・[理論]きついペースこそ、持久力向上のカギ
「週末セット練習の組み方」のうち、上級者向けの記事では、城西大学元駅伝部監督の平塚潤さんが解説。
セット練習とは、負荷の高い練習を土日の2日間、セットで行い、走力アップを狙うもの。例えば、インターバルなどのスピード練習を土曜にやって、日曜に30キロ走などを行ったりする。こうしたスピード+距離走などの練習を月に1,2回行うことで.フルマラソンの30km以降、粘れる持久力がつくという。具体的な練習パターンも紹介されている。
持久力、アップしたい!
30kmを過ぎても、35kmを過ぎても折れない心とそれを支える持久力。ぜひ手に入れたい。だが、この特集を読んでわかったのは、きつい練習をしなければ、本番のきつさを乗り越えられないということ。当たり前といえば当たり前だが、その理屈と具体的な練習内容があるのがよかった。
そのほかの主な内容
○ランに効果的なHIITトレーニング
○東京2020オリンピック 札幌マラソンコースを走ってみた!
○東京、名古屋ウィメンズ、とくしま…開催に向けての取り組み
○ランナーのためのマナー講座
「ランナーのためのマナー講座」なども勉強になったというか、反省するところもあった…。すいません。コロナ禍でのことも含めて、ランニングのマナーを伝えている。
クリールの面白いところ
クリールは、サブ4を目指す編集長の高橋さんら、編集者やスタッフが企画に参加したり、連載をもっていたりするところが特長のひとつで、面白いところ。作り手が見えているところが、親しみにつながっている。
ランニングマガジンクリール 2020年12月号
発行:ベースボールマガジン社