<2021.1.3.日>
波乱の箱根駅伝、復路
まさかあれだけの差をひっくり返して駒澤が総合優勝すると、思っていた人は少なかったと思う。でも、創価の10区ランナーは、あと2kmがこらえられなかった。急にペースが落ちたから、体に何らかの変調が起きたのだろう。初優勝という重圧が予想以上に重かったのかも知れない。見る方としては、ドラマティックな展開が面白かったが、減速してしまった彼の気持ちを思うといたたまれない。
復路で印象に残った選手は
國學院の9区を走った4年、高嶌凌也選手。箱根は10位までに翌年のシード権が与えられる。10位でたすきを受け取るも11位の明治の選手に追いつかれ、表情も苦しそう。10位の維持は厳しそうだな、と思っていたところ、ある瞬間に走りが変わった。明治の選手を引き離し、前を走っていた東京国際も捉えた。なぜ急に走りが変わったのかわからないが、きっとなにかが気持ちのスイッチを押したのだ。その根性の走りに感嘆した。
もう一人は最終10区の東洋大2年、清野太雅選手。3位でたすきを受け取るも、4位の青学の選手にすぐに捉えられる。青学の選手は強い。なにせ往路12位から4位まで上げてきている。勢いもある。走りの安定感もある。清野選手は苦しそうだし、これは青学が3位をとるなと思っていたら、なんと、最後に東洋が競り勝った。強い選手に追いつかれて苦しかったろうに、よく粘った。気持ちでもぎとった勝利だと思う。
マラソンは、つくづくメンタルのスポーツだなあとあらためて感じる。
そんなことを反芻しながら、ゆっくり10kmジョグ。始め氷川神社近くの大宮公園に向かうが、初詣をした人たちで、予想外に人出が多かったため、引き返して大宮第二公園のひょうたん池周辺を走る。たこあげや草ぞり、スケボーなど思い思いに遊ぶ人たちがいて、休日ののんびりした空気が流れていた。
帰って風呂に入って体重を量ると、思いのほか増えている…。走ってはいるけど、食べている量も多いのね。ちょっと飲み過ぎか。まあ、明日まではよしとしよう。
距離 10.06km
タイム 59:30
平均 5:55分/km
月間総距離 42.5km