〈2022.3.6(日)〉
いよいよ東京マラソン。大会前、大学の同級生と駅で合流して、都庁に向かう。都庁周辺の区画は封鎖され、参加者しか入れないようになっている。アスリートビブス、体温を記録したアプリなど提示してエリアに入る。この時点でスタートまで1時間半。日の当たるところで、しばし雑談をしてAグループのスタート地点に向かう。
今回は荷物を持って走るはずだが、Aグループに荷物を持っている人はいない。同行するランニングクラブの仲間に預けたり、ランニングステーションに預けたりしているようだ。しまった…そこまで考えなかった。スマフォ、ゼリーに上下のカッパ、薄手のダウンを小さくまとめてランバッグに詰めるが、結構なボリューム。身軽なまわりの人がうらやましい。まあ、仕方ない。
スタートに向けて、徐々に緊張感が高まる。小池知事が挨拶をして、エリート選手の名前が呼ばれると、歓声が上がる。感極まるまではいかないが、この雰囲気が懐かしく、うれしい。自然とにんまりしてしまう。そしてマスクを外しスタート。
最初の5キロは降り基調。Aグループだけあり、ペースが早い。キロ4分を切るくらいに進む。今回はキロ4:30で通そうを思っていたが、それができる状況ではなかった。ここで1人スピードを落とすと危険。流れに乗るしかない。ここの走り出しが後半の減速の要因の一つになっていると思われるが、弱いのだから仕方がない。
10キロに行く頃には大分ばらけ、自分のペースで走れるようになった。ただ、10キロの地点で余力があまり感じられない。まだ、先は長いがたんたんと行くしかない。
ハーフを過ぎる頃に大分苦しくなってくる。そしめ、30キロ、35キロも苦しいまま。ここまで苦しい展開はなかったかもしれない。とにかく心が折れないよう一歩一歩を進めることに集中する。
そしてなんとかゴール。
結果は3時間21分37秒。満足できるタイムではないが、これ以上は何も残っていなかったので、これが今の実力。
ゴール後、参加賞でもらったみかんを中央分離帯に座ってむしゃむしゃ食べる。終わったぁ。
昼ご飯は胃が受け付けなかったが、夜家族でステーキを食べにいく。走って胃腸の能力ご回復するととにかく肉が食べたくなる。
数日休んだら、また次に向けて始動しよう。次はどこを走ろうかな。