【RUN】ランナーズ 2020年11月号

世界のマラソン大会は走り続ける
ランナーズ 2020年11月号のメーンの特集は、「海外レースは続々開催 世界のマラソン大会は走り続ける」。コロナ禍で、海外において、どのように大会が開かれているか、さまざまな事例を紹介している。フィンランド、ロシア、ノルウェー、イタリアなど海外の主催者の創意工夫、情熱を感じられて面白い。おそらく日本の大会主催者に向けたメッセージでもあるのだろう。

スーパー60代ランナーが集合!

私的なおすすめ記事は、「スーパー60代ランナーが集合! 1km×15本を終わって、ポックリ死にたい」。60代の3人による対談。こんな60代がいるのかと驚く。

「私にとってサブスリーはすべてです」(弓削田氏)、「マラソンはやっぱりきつい練習をやらなきゃダメ」(曽野氏)、「やっぱり気持ちだな。マラソンで記録を出そうと思ったらあれもこれもやったら無理だからな」(谷氏)などなど示唆に富んだ言葉が並ぶ。

この方たちは闘っているんだと思った。加齢もその相手の一つだが、それだけではない。見えない何かに挑んで、勝とうとしている。
走るとは? はたまた生きるとは? そんなことを考えさせてくれる、よい記事だった。
インタビューは動画でも配信されているようなので、見てみよ。

そのほかの主な内容(nappa 抜粋、まとめ)
○整形外科医 蔵本理恵子先生「毎朝4時起きで走るか泳ぐか」
○TATTAサタデーラン写真館
○世界のマラソンストーリー」Berlin Marathona

連載
○イタリアからの熱血ランニング便り
○金哲彦のランニング談義
○ひとり旅の君へ 高石ともや
○日本全国ランナーのニュース&トピックス
○67歳・谷義夫のサブスリーランナー勝利への道
○武田薫の「マラソン日本の近代史」
○コロナ禍で憂鬱なランナー日記
○吉田香織がいく
○岩本能史「薀蓄(うんちく)」の食歴書
 カンガルー肉はすべて天然!
○豊岡示朗の知っ得 マラソンサイエンス
 一山麻緒選手は日本記録が視野に入った!?

ランナーズ 2020年11月号