【RUN】ランナーズ 2020年12月号

特集は、走る女は美しい
女性誌FRaUの人気企画で、何年か同じタイトルの特集を続けたらしい。
今回はその時のFRaU編集長加藤孝広さんと、ランナーで医師の蔵本理枝子さんの対談。男性が読んでも面白い内容だった。

走る女は美しい

それは仕方ないと割り切れる
特に印象に残ったのは、女性のアンチエイジングについて蔵本さんが語った次の個所。

走って健康的な生活を送っても、身体に変化が出たのなら「それは仕方ない」「自分はこんなもんなんだ」と割り切れるのでしょうかね。新たにできた皺すらも愛おしい、みたいな。

男性の僕は、さほど美容への意識はないが、年齢に逆らわない美しさというのは男女問わずあると思う。別の美しさのためだけではないだろうが、できるエクササイズをやっても、衰えていくものは、それはそれで仕方のないものだし、逆に愛おしくも感じられる。ガチなランナーの言葉として説得力がある。逆から言うと、やるだけやってない自分は愛せない、という厳しい言葉にもなる。
その後の、元FRaU編集者の女性が、全く運動しないところか100kmマラソンに出場するまでになる実録も面白かった。

ランナーズは市民ランナーの取り上げがうまい。

そのほかの内容(著者まとめ)
○海外マラソン活況
○老若男女・全員筋トレ
○陸上の力で宮崎県延岡市を活性化
○法政大学の特別な箱根駅伝
○世界のマラソンストーリー

ランナーズ 2020年12月号

ランナーズ 2020年12月号