【RUN/書評】ランナーズ 2020年10月号

ランナーズ 2020年10月号のメーン特集は、「コロナ禍で発見! 私のランニング新世界」。

特に面白かったのは、4月から毎月1,500キロ以上走り込んでいるという市民ランナー、ガンツさんこと岩立幸一さんを取り上げた記事。毎月1,500キロ以上なんて、どうやったら走れるの?と疑問を持ちながら、読み始めた。

基本は、埼玉県にある新三郷駅周辺から上野駅までの30キロ。毎日走って通勤しているという。時折、帰りの30キロも走ることがあるという。単純に計算しても毎日、50キロ走っていることになる。こんな超人がいるのか!驚きだった。ランナーズは、こういうすごい市民ランナーの記事が面白いなあ。

このほか、増田明美さんのロングインタビュー「日本の若きアスリートに学んだ『ピンチはチャンス!』」も読み応えのある記事だった。元トップランナーで、独特に視点で選手を紹介してくれる明るい解説者、というイメージとは異なる、さまざま苦悩や葛藤を経験していたことがわかる。

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